新型コロナ感染者が国内でも広まりつつある中、全国で、予定されていた様々なイベントの開催の可否が問われています。
「ダイヤモンド・プリンセス」では、検査で陰性が確認された乗客443人が19日に下船しましたが、20日もおよそ500人が下船する予定です。
国内の感染者の数は増え続けていて、政府は20日にも、大規模なイベント開催の可否など、感染拡大を防ぐための対策について見解を示す方針ですが、法的な拘束力が無い中で、最終的にイベントの開催か中止かを判断するのはイベントの主催者になると考えられます。
これ以上感染者を増やしたくないという思いは全ての国民が共有しているところだと思いますが、ここで素朴な疑問が1つあります。
そもそも新型コロナってそんなに怖いものなのか?
新型ということからまだ薬がないことはわかりますが、感染しても回復している人もいるなかで、死亡例が大きく取り上げられています。
このどんな病気でも抵抗力の弱い人や持病を持つ人にとっては危険な病気になると思います。
問題なのは新型コロナがその他の病気と比べて高い致死率をもつのかどうかだと思います。
現時点で、新型コロナウイルスの感染者のうち死亡に至るのは2%ほどです。致死率でいえばインフルエンザの20倍ほどということになります。
この比較結果を見れば、新型コロナウイルスがどれだけ危険なものかなんとなくイメージが湧きやすいと思います。
それと同時に感染者全員が重症化するわけではないことも、この数字や報道などから確認できます。
インフルエンザも新型コロナも恐れすぎず、侮りすぎず、元気に春を迎えたいものですね。