あくまでも私の主観と偏見に基づく文房具批評としてはじめる『超文具批評』
第1回目は、LAMY safariの2009年限定色オレンジのボールペンです。
世界中で使われているドイツのメーカー、LAMY(ラミー)のサファリ。グリップ形状の工夫で持ちやすく手に馴染む造りになっています。
またその機能性だけでなく、デザインやカラーリングが素晴らしく、デスクのインテリアとして置いておくだけでお洒落なたたずまいを演出できます。
そのサファリは定番カラーに加えて、毎年限定色が発売されます。
ちなみに2020限定はこちらです↓
価格:2,200円 |
この限定という言霊は、この世で最も歴史があり安易で罪深い恐るべき禁呪です。
限定というだけで今までそれほど欲しくなかったものも、まるで今までずっと欲しかったかのように物欲が溢れ出てきます。
もともとカリスマ性のあるサファリがこの限定という禁呪を受けて、名実ともに最強のステーショナリーになったものが今回ご紹介するLAMY safari 2009年限定モデルです。
評価指標は①使い心地②デザイン③持ちこなし
の3つで、5段階評価を行います。
①使い心地
⭐️⭐️⭐️
普通。
で終わるとさすがに寂しいので、もう少し付け加えると、可もなく不可もなくといったところです。
グリップは持ちやすいのですが、絶賛するほどのことではありません。
書き心地は標準リフィルのM16について言えば、少し硬めの印象です。しっかり書きたい筆圧が高めの方はおすすめです。
逆に最近のゲルインクに慣れているかたはかすれてしまう可能性があります。どうしてもゲルインクの書き心地でサファリを使いたいわがままさんは、こんなアジャスターもありますよ。
価格:1,100円 |
私も一時期真剣に購入を考えましたが、LAMYの書き味はこのまま楽しんだ方がいい気がしたので、結局買いませんでした。
ペン先の出し方はノック式でしっかりした押しごたえが好印象ですが、ノック部分がラバーで包まれているためどうしても劣化が早いように感じます。
私はこの限定モデルの前は色違いのサファリ(クリアタイプ)を使っていましたが、実際にラバーが破損してしまいました。
②デザイン
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
最高です!
サファリを持っている方のほとんどはこの優れたデザインに惹かれて購入したのではないでしょうか。
ドイツ🇩🇪の無骨なフォルムと海外の発色の良さが組み合わさり、日本ではとても生み出せないプロダクツとなっています。
写真をご覧いただければわかるように目を引くデザインですが、悪目立ちしすぎないシンプルさもあり、使うシチュエーションを選びません。
ロゴもエンボス加工でセンスの良い主張。
どこを切り取っても秀逸なデザインと言えるでしょう。
③持ちこなし
⭐️⭐️⭐️⭐️
いくらデザインが良くても、服装や持ち物に合わせられず、なかなか持つ機会がない文房具は『持ちこなし』が悪いと言えます。
逆に持ちこなしが良い文房具は、他の文房具や服装、鞄などとの相性が良く、どんな時も持ちやすいと言えます。
さり気なくデスクに置いてあるサファリ…
例えばこんなレイアウトはいかがでしょうか?
ロディアのオレンジと相性が抜群ですよね!
また、持ち運びするときはこんな感じでもいいでしょう。
PORTERのtankerは色味が同じなので、まるでこの為に作られたかのようにピッタリ合います。
真ん中のポケットには先程のロディアがピッタリ収まります。
もうこれだけ似合うと、セットアップですね。
私は外出時は基本的にこの三種の神器を持って動いていました。
どんな格好にも合うし、持っていてテンションが上がるからです。
ただ、唯一欠点があるとすれば、フォーマルなシチュエーションにはあまり向いていないことぐらいでしょうか。
そこを加味しての⭐️4つでした。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
完全な個人的意見ですのでお聞き苦しい点もあったかと思いますが、実際にサファリを使ってみて感じた事を綴りました。
もしこの記事を見てサファリを使ってみようと思った方がいらっしゃったら、ステーショナリスト冥利に尽きるというものです。
それではまた次回の超文具批評でお会いしましょう。