あくまでも私の主観と偏見に基づく文房具批評としてはじめる『超文具批評』
第4回目は、コロンビアのメーカー『Artecma(アルテクマ)』の木製ペーパーナイフです。
ペーパーナイフといえば材質は金属が一般的ですが、このペーパーナイフは木製です。
持ち手など一部が木製のものと違い、全部が木製です。それだけで珍しくて、なんとなく特別感がでますよね!
しかもこのペーパーナイフには同じく木製の鞘が付いてきます。
鞘に納刀された状態からは、とてもこれがペーパーナイフとは思えない形状です。
私だけがこれをペーパーナイフだと知っている、そんな自己満足を味わえる一品です。
掘り出し物感はベンズナイフに勝るとも劣りません。
10年ほど前に分度器ドットコムさんで購入してから今まで使ってきたので、感想を述べたいと思います。
評価指標は①使い心地②デザイン③持ちこなし
の3つで、5段階評価を行います。
①使い心地
⭐️
2つに折った紙を定規で切る原理
だって考えてみて下さいよ、木で紙が切れるわけないじゃないですか。
紙はもともと木ですよ、緑同士で同じ色なので対策できません。
目一杯お世辞を言って、ペーパーナイフとして使えないことはないという評価。
『2つに折った紙を手で切る<これ<2つに折った紙を定規で切る』ぐらいの性能です。
きちんと切りたいなら、刃物を使用したペーパーナイフを使うことをお勧めします。
②デザイン
⭐️⭐️⭐️⭐️
天然木ってそれだけで罪
冒頭でもお話ししたように、このペーパーナイフは全て木製です。
見た目の良さは当たり前ですが、持ち手の部分には窪みがあって持ちやすくなっていたり、刃の部分が曲線で切りやすく工夫されていたりして、さり気ないデザインが素敵です。
持ち手にはロゴが入っています。
③持ちこなし
⭐️⭐️⭐️⭐️
いくらデザインが良くても、服装や持ち物に合わせられず、なかなか持つ機会がない文房具は『持ちこなし』が悪いと言えます。
さてこのペーパーナイフですが、どんなシチュエーションにも素敵な大人の雰囲気を醸し出せます。
キャンプにザバイバルナイフを持つように、オフィスにはこのペーパーナイフを忍ばせましょう。
鞘付きなので内ポケットに入れても怪我をする心配はありません。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
完全な個人的意見ですのでお聞き苦しい点もあったかと思いますが、一目惚れして購入したペーパーナイフへの思いをを綴りました。
もしこの記事を見てペーパーナイフを内ポケットに入れてみようと思った方がいらっしゃったら、ステーショナリスト冥利に尽きるというものです。
それではまた次回の超文具批評でお会いしましょう。